妊婦さんの食レッスン

15 お米がその地位を追われた日(後半)
日本は暖かいから、抜群に生産効率が良い米という穀物を生産することができる。
その上、年中何かしらの野菜を収穫することができる。
歴史の中、そのことに疑問を持った日本の学者もたくさんいたんだけど、いずれも、西洋文明偏重の時代の権威者達にその主張どころか学会での存在さえ抹殺されてしまった。
生活者の為の学問じゃなく、学問のための学問だった時代が長かったんだね。
でも、こうしてあらためて考えてみると、やっぱり寒い地域に比べると食に対する悲壮感が根本的に違うと思わない?
お米は生産効率が良いだけではなく、保存もでき、さらに春の山菜、夏は夏野菜、秋は芋きのこ、冬は根菜と大変豊かだよね。
厳しさの中を生き抜いていくため学問である栄養学は日本では独自に発達してこなかったのもうなずける話しだと私は思うんだけど、あなたはどう。
さらにお米離れに拍車をかけたのが、戦後の粉食推進運動。
厚生省、今の厚生労働省主導で行われたもので、パンや麺類をもっと食べようというもの。
そうした時代、有名大学教授までが米を食うと馬鹿になるとまで言い出し、文明人は主食(穀物)よりおかず(肉、乳製品など)を多く食べるんだ!
なーんて考え方が広まった。
そういった様々な誤解の中でお米の本当の価値が忘れられていったのね。
2008-02-08 03:46
カテゴリ一覧から
人気ランキング
カートをみる
トップページへ
マイページへ
ご利用案内
特定商取引法表示
個人情報の取扱い
[0]↑トップへ
copyright 2007 きっちんすまいる
