妊婦さんの食レッスン

妊婦さんの食レッスン


18 変わってきた環境
あなたたちの両親の時代には殆ど見られなかったアトピーや小児成人病。
けれど、例えばアトピーなら、あなたたちの世代だったら、クラスに数人いたかも知れない。
もしかするとあなたも苦しんでいるかも知れない。
そして今は10%を超える子供がアトピーの症状に苦しんでいる。(厚生労働省資料より)
あなたを挟んだ親の世代と子供の世代で何が変わったんだろう。
アトピー性皮膚炎は遺伝的な要素が大きいとの統計の結果がある。
アトピー疾患を患っている親の子はアトピー発症の確率が高いんだって。
うーん、遺伝ねー?
人間が元来持っていた遺伝的な病気なんだったら、親世代〜子世代、たった三世代間でこんなに発症率が違うとは思えない。
でも、実際に親からの影響が認められる以上、原因は、やっぱりこの数十年で劇的に変わった何かである可能性が高い。
空気汚染やストレス、そして化粧品やシャンプーなどの身体に触れる化学物質。他にもいろいろあるんだろうけど、特に食は絶対に無視できないよね。
遺伝的っていうと遺伝子とかDNAとかそんなイメージを受けてしまうけど、結局、親が食事によって造りあげた身体の中で育つ新たな小さな身体は、親の身体環境に左右されるって思わない?
親の影響って結局そのことなんじゃないかしら。
羊水をキレイに保つ理由がそこにあるわけ。
免疫機能がまだまだ充分じゃない赤ちゃんがアトピーにつながるアレルギー疾患をおこさないためにも、悪い可能性は少しでも排除したいよね。
お母さんの胃腸から吸収される食品添加物や同じく皮膚から吸収される化学物質を無くすのは当然のこととしても普通の食事で何が良くて、何が悪いのかわからない。
そこで、前章を思い出して。そう。お米を中心に季節の野菜を食べれば良いのよ。
難しく考えることはないよ。昔の人はこれは食べても良くて、これはダメなんて考えてなかったと思う。
そんな悩むほど選択肢もなかっただろうしね。
そして、それで、元気な赤ちゃんを産んできたんだ。
じゃ、いよいよ具体的に食事の話しをするね。

2008-02-08 03:47


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